ローゼンメイデンとシュレディンガーの猫
こんばんはー。
皆さんはローゼンメイデン、ご存知ですか。
ご存知じゃない方に向けて、ざっくり解説すると不登校で引きこもりの中学2年生の桜田ジュンのもとに『巻きますか、巻きませんか』というあやしげなDMが届き、適当に巻くと返事をしてしまう。
注文した荷物から精巧につくられたアンティークドールが間違えて入ってて、そのアンティークドールのネジを巻いたら動き出し‘’真紅‘’と名乗る。
真紅は、ローゼンメイデンと呼ばれる伝説のドールでアリスゲームの勝者になりお父様であるローゼンに会うことを夢見るが、アリスゲームに勝ちお父様に会えるのは、‘’アリス‘’ただひとりだけ。
人間と契約し、ほかの6体のドールと闘い生き残るためにジュンに契約をせまる。
_巻きますか、巻きませんか。
一通のDMが、彼の運命のネジすらも回してしまったのだった。
…とまあ、こんな感じのアンティークドールが題材のゴシックSF漫画なんですが。
で、ここからが本題で。
まず、タイトルのシュレディンガーの猫ってなんやねんってなった人向けに解説したいけど、説明ちょっと難しいからwiki貼っときます。
↓
まあ分かりやすくいえば、たとえば私の経験だと中学2年生のときにうちの猫になる幼き黒猫に出会い、うちの猫として育てる世界線の私と他の人に譲る世界線の私が同時に存在していてそのときの決断によって変わるみたいな話かな?
で、この物理学的な話とアンティークドールを題材にしたゴシックな世界観のローゼンメイデンがどう関係してるのか。
まず、最初のあやしげな一通のDMに書いていた『巻きますか、巻きませんか』という一言がキーで、もしここで‘’巻かない‘’選択肢をえらんだ世界線のジュンもいたわけで巻かないジュンは、また第二部で主人公として物語に関わるから興味持ったひとはローゼンメイデンの1巻から読んでね、貸すから。笑
※ローゼンメイデンの回し者ではございませんので悪しからず。
巻いた世界線のジュンと巻かない世界線のジュンは同時に存在していて、シュレディンガーの猫の生きている猫の世界線と生きていない猫の世界線が同時に存在している、という話に似てませんか。
ラプラスの魔が出てきたりとか幾つもの世界線を渡り歩いたりとか巻いた世界線のジュンと巻かない世界線のジュンが同時に出会ったりとか一見少女漫画にみえて中身はガッツリSF系なんですよねローゼンメイデン。
と、こんな感じにローゼンメイデンとシュレディンガーの猫の関連性を考察してみましたが…興味持ったひとは、ぜひぜひローゼンメイデンを読んでみてくださいね。
ローゼンメイデンファンとして布教したかっただけなのでした。笑
_巻きますか、巻きませんか。
貴方の運命のネジを、さあ、巻きますか、巻きませんか。
さあ、えらんでください。
巻きませんか、巻きませんか。